Flaneur-フラヌール-

50代からのSecond Life

おんさんざんそくそわか

あることがあってから
ほぼ毎日、近所のお寺にお参りをしています。

ずっと神社だと思っていたのですが
ある時、そこがお寺なのだと気付きました。

二十三夜堂といって、毎月二十三日にご開帳があります。
その日は、お参りをした人には、金色の米粒の御守りがもらえます。
財布にはたくさんの金色の米粒がたまっています。
一粒万倍日なのだということらしいです。

本当に小さな寺で、お墓もありません

ある朝、いつものようにお参りしたら
元気のいい老人から声をかけられました。
「信じるかどうかは勝手なんだけど、山門あるでしょ。
そこは神様が歩くところなんだよ。
だから私たちは山門の脇の玉砂利を踏んでお参りに行くんだ。
砂利の音がお参りに参りましたよ、っていう合図なんだよね。
それから神様の後ろに鏡があるでしょ。
お参りするたび、我(が)を捨てると、かがみの真ん中が取れて、
神になるんだよね。信じるかどうかは勝手なんだけど。
信じる者と書いて儲かるって字になるよね。」

その老人はなんでも、会社を3つやってて
全て女性に任せているそうで
自分はホスピタリティーコンサルタントをやっているそうです。
山梨から出て来て、50歳にはリタイアしようと決めていて
25はなんでも吸収、残りの25は
自分の能力を発揮すると決めて生きてきたそうです。
話し終わると颯爽とサイクリング自転車に乗って走り去ってしまいました。
自分で未来を決める生き方、うらやましいです。
今さらながら、そんな自分になりたいと思うわけです。

 

本日も日々の備忘録のようなブログに
おつきあいいただき、ありがとうございます。

 

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