Flaneur-フラヌール-

50代からのSecond Life

ライフプランニング

2年くらい前になりますが

とある県の少子化対策

若い次世代の方たちに向けた結婚や出産、子育てに対する

情報発信のお手伝いをしたことがあります。

 

学生のプロジェクトチームを立ち上げ

半年間、ミーティングを行って

専門家の方へのインタビューや

若い夫婦が集まる場所に出掛けていって突撃インタビューをするなどして

現状をリサーチしながら、皆んなで情報を共有して

若者に知ってほしい情報をSNSで発信したり

イベントをしたりしました。

私はそのサポート役でしたので

取材先との調整や学生を取材先に連れていったり

メディアに取り上げてもらうようあちこちに働きかけたり

ミーティングに出席して

話しが行き詰まったりしないように、時々、学生目線で話にも加わりました。

 

とても大変な仕事ではありましたが、私にとってはとても勉強になった活動でした。

と言うのも、私は少しワーカホリック的なところがあり

深夜だろうが、休日だろうが

仕事があれば仕事優先、家計も妻任せ。

真面目に仕事していれば幸せになれるんじゃないかみたいな古臭い人間でした。

(今はちがいますよ。)

 

ある日、大学教授の協力をいただき

教室に学生を集めてイベントを開催しました。

ゲストに女性ファイナンシャルプランナーを招いて

ライフプランニングということについて講演をしていただきました。

 

そしてご自身の経験を踏まえて

だいぶ噛み砕いてお話しいただいたので

学生もなるほど!と腑に落ちたのではないかと思います。

 

多くの人は、割とぼんやりと

その場その場をしのいで生活しているのが現状なのではないかと思います。

(少なくても間違いなく、私はそうでした)

 

講演では

特に女性は

結婚や出産によって、仕事を辞めざるをえない状況もあったり

旦那さんの転勤で、不意打ちのように予定を変更せざるをえなかったり

なかなか前もって考えるというのは難しく

だからこそ、なおさらライフプランニングが重要だと言っていました。

 

5年後、10年後どうありたいか

どんなライフイベント(出産・子供の入学など)で

お金がどのくらいかかるか

プランニングですから、その通りしなければならないというものではなく

見込みを立てるということでしょうか。

 

知っておきたい、豆知識として

手取りー生活可能金=積立可能金  なのですが

使途不明金にならないように

毎月手取りの1〜2割を強制的に積み立てるという

ちょっとしたコツも教えていただきました。

使途不明金にならないように、というのがコツですね。

 

このイベントの後、ファイナンシャルプランナーの仕事に興味を持ち

少し勉強してみました。

個人の相談の場合、キャッシュフロー表というのを作ることがあるようですね。

これがライフプランの基本となるようです。

 

それから、東京あたりだと行政主催で

こういう人生設計やお金のことについてのセミナーを開いている区もあるようで

そういうところでファイナンシャルプランナー

お話しするということもあるようですね。

 

私は、漠然とした不安を抱えながら

目の前に集中し

ワーカホリック的に仕事してきましたが

不安になっているものが何なのか、どういう方法で解消するべきなのか

というのをもっとわかって過ごすことが出来たら

家族との時間や、子供との時間、友人との付き合いも

もっと充実したものに変えられていたのかも知れないと思っています。

 

もしかしたら、趣味もあって、ちょっとした楽しみのある人生だったり、とか。

無駄遣いがもう少し抑えられたかな、とか。

なにより、夫婦で、じっくり話し合うことができたのかも知れないな、とか。

あまり、差し迫っていたり、真剣すぎると

お互いの主張がぶつかり合うなんてこともあるかもしれませんので

注意と思いやりが必要ですね。

 

ライフプランは

何歳から考えてもいいし、変更してもいい、ということなので

まずは、大枠を作って、生活しながら修正していくでいいようです。

 

お金のことを話しするのは、ちょっと気が引けるかもしれませんし

少ないなぁ、とため息が出てしまうかも知れません。

でも、少しゆる〜く、考え始めてみてもいいのかも。

 

本日も日々の備忘録のようなブログに

おつきあいいただき、ありがとうございます。