Flaneur-フラヌール-

50代からのSecond Life

自信

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先日、政策金融公庫に説明に行ってきました。
できるだけ抑えた計画に修正しましたが、
リスクを避けるためにさらにできるだけコンパクトにするようにと言われました。

初めてのことなので、勝手がわからないので
できるだけこの面談で疑問点を解消しようと、今後の進め方など聞けることは聞いてきました。

もともとは自習室を立ち上げるために考えていたので
自習室の事業計画だけがありました。
あわよくば、事業再構築補助金を活用できないかという思惑もあり
広告は社会的な影響を受けやすく競合も多い業種なので
新規事業へチャレンジするというスタンスになっていました。

商工会議所で、新しい計画と
現在行なっている仕事の分も合わせた収支計画を作るように
アドバイスされたので
新事業に、現状の数字を付け足したようになっていました。

広告の仕事は計画生産がしづらいものだけに
私もバカ正直に昨年ベースで数年間数字を入れ
歳をとったらトーンダウンする計画にしていたのです。

公庫の担当者と会話している中で
「もし、経験豊富な広告での融資なら、もう少し融資が通りやすいでしょうね」と言われて
はっと気がつきました。
自分が長く仕事をしていくための選択という側面がある一方、
経済活動を発展させて投資をしていくという側面があるのだということです。

帰ってきて、群馬にいる先輩に電話して報告したところ
もっとやる気を見せないとダメだと言われました。
広告の仕事も増やして、一人ぐらいデザイナーを雇いたいとか
そうして事務所を拡張していくとか
その人脈を生かすことで自習室の集客にもつながるとか
自習室に人が集まるので、その相乗効果が期待できるとか
事業が軌道にのったら、娘に継がせるつもりだとか
発展していくイメージがないと貸す方も貸せないと。

昨年暮れ、以前仕事をさせていただいた方とお会いすると
半年ぐらい先の話をいただいたりして
広告やデザインについても、もう少し動いてみようと考えていたところでもありました。

今の仕事の拡大のためということになると組み立て方がガラッと変わります。
もっと言えば、業種の柱があって、そこから発展していくのなら
どんな形でもいいわけなのです。
現実的な線ばかり考えていて、できるだけ人手をかけないで抑えた計画でしたが
自分が動きやすいように、人も入れて仕事を増やすと考えれば
ひとつの事業になってくるわけです。

見方を変えると同じものが違った見え方になる。
自分の中に、自信があるのかないのか、それによって人の見方は変わるし
できあがる計画も変わる。
なぜ、それに気が付かなかったのか、と反省いたしました。

急いで根本を見直して再び相談に行こうと思います。
どうも、担当者の方にチェックいただいた後に、融資担当という方に面談し
それでチャレンジという流れになるようです。
わからないから自信がなくて、一人で考えるから落ち込んでしまう。
相談できる誰かを持つことは大切なことです。