Flaneur-フラヌール-

50代からのSecond Life

永遠のヨギー

「永遠のヨギー」というDVDを見ました。

パラマンサ・ヨガナンダ氏の生涯を描いたドキュメンタリー作品です。

2016年に日本で公開され、当時ヨガ愛好家の間で話題になったそうですが

私は知りませんでした。

 

ヨガを習っている中で

ヨガの歴史について教えていただくことがありました。

その中から、印象に残ったヨガナンダ氏のことを色々調べていたら

「あるヨギの自叙伝」という本を見つけ、そのつながりでDVDを発見いたしました。

 

インドでの生い立ちから修行時代

そして1920年代のアメリカに単身で渡りクリヤ・ヨガを広めた痕跡を伝えています。

好景気に沸くアメリ

今の日本のように目まぐるしく変化していく生活

そんなアメリカ人に安らぎを与えていきます。

多くの人々がヨガナンダの魅力に惹きつけられていきます。

 

スティーブ・ジョブズ氏が唯一

アイフォンにダウンロードしていたという「あるヨギーの自叙伝」

ビートルズジョージ・ハリスンは、人生の意味が変わったと言っています。

 

尊敬する恩師の死

そして、ヨガナンダ氏の死

自身が死に行く時を知っていたと言われます。

冒頭の母のお腹の中にいた時の記憶から死に行く時まで

不思議であり、偉大であるヨガナンダ氏の生きざまに心打たれます。

 

この中では、主に瞑想が語られていて

現在のポーズ(いわゆるアーサナ)のことはあまり語られていません。

さまざまな歴史の変遷の中で

ヨガは哲学であり、呼吸法であり、瞑想であり、アーサナであり

生活そのものであり、それが神につながる術であるようです。

 

このドキュメンタリーの中で

ある男性が訊ねます。

「酒を飲んでもいいですか」

ヨガナンダ氏は「お飲みなさい」と答えます。

「女性と遊んでもいいですか」

やはり「それもいいでしょう」と答えます。

男性はあっけにとられますが

「やがてその欲求はなくなるかも知れません」と言われます。

 

また、この中では

心はレコードの溝のようなものと言われています。

ちょっと前に、心のクセというのを書きましたが

同じようなことなのだと感じました。

だから、その溝がもしも良くない溝なら

深くならないように溝の流れを変えなければなりません。

 

最近、少しづつヨガをする人が増えて来ています。

特に美容や健康を目的に始められる人が多いと思いますが

アーサナを終えた後のなんとも言えない満ち足りた気持ちになるのは

私だけではないと思います。

特にシャヴァーサナが極上であればあるほど。

 

始まりはなんであれ、やがて欲求がなくなる

それはそれでいいことだと思います。

 

本日も日々の備忘録のようなブログに

おつきあいいただき、ありがとうございます。

 

永遠のヨギー~ヨガをめぐる奇跡の旅 [DVD]

永遠のヨギー~ヨガをめぐる奇跡の旅 [DVD]

 

 

 

あるヨギの自叙伝

あるヨギの自叙伝