Flaneur-フラヌール-

50代からのSecond Life

人生は奇妙な冒険

なかなか先に進められないな、と思いつつ
収支計画の見直しを進めていました。
今の仕事も増やしつつ、新規の事業も展開するという意思表明で
組み立て直すと、確かに見え方が違ってきます。
それと、資金繰り計画表に落とし込むことで
お金の流れが見えてきました。
もともと、キャッシュフロー表は独学で作っていたのですが
基本的なフォーマットに基づいて作り直したので
項目も過不足なくできて、すっきりしました。

昨年暮れぐらいから
今の仕事も増やそうと考えていたので
いろいろ動いていたら、少し忙しくなってきて
今月中に提案しなければならないの案件も出てしまったものだから
新規事業に1週間ほど手がつけられなくなっていました。

昨日、もし民間の銀行に融資のお願いにいったらどうなるんだろう。
と、思い立って電話してみました。
すると、担当の方が夕方なら会えるとのことだったので
早速、行って計画を説明してきました。

たまたま、自習室を利用したことがある人で
私の計画に理解を示してくださいました。
想像していたより話は進み
融資金額が大きい場合は、保証協会を通して
自行と公庫の協調融資という方向があると教えていただきました。

とりあえず、一歩進んだかのかなと
思い切って連絡してみてよかったな、と思ったわけです。

 

何故、今まで手堅く、探り探りやってきたのに
思い立ったかと言いますと
漫画の「ジョジョの奇妙な冒険」を読んでいて
気づいたことがあったからなのです。

ジョジョの奇妙な冒険」は
とにかく展開が意外で、スタンドの能力もさることながら
その時、その時の闘いで、相手の動きを読み
自分のスタンドをどう利用して打ち負かすかという
頭を使った戦い方が、いつも「なるほど!」と唸らせてくれます。
それ以外にも魅力を上げるとキリがないので
魅力については、またの機会にしたいと思います。


ジョジョを見ていて感じたのは
例えば、ウルトラマンガッチャマン(かなり古い)など
宇宙や地球を平和を守るためという
みんなのため、みたいな広く大きなものが流れているのですが
ジョジョは違っていて、主人公を取り巻く仲間やスタンド使いなどの
ごくごく身近なところで話が展開していきます。
だから、闘いの最中、通りすがりの人や
まったく関係のない人が、あっさり死んでしまったりするのです。

まぁ、漫画なので、感傷にひたることもなく
どんどん展開していきます。

 

ぼんやり寝る前に考えていたら
私は、結構、幼い頃から周りを気にして育ってきたなと思いました。
クラスの仲間や部活の先輩後輩
仕事で名刺交換した人などなど
妙につながりなどを気にしたりするところがありました。


でも、ジョジョを見ていて、もしかすると、人生って
ごくごく身近なところで出来事が起きているんじゃあないのか
とも思ったのです。

実は自分が見ることができる世界は
ものすごく小さいものなんじゃあないのかと。

だから、あまり世間体を気にしたり
何かで失敗することを恐れすぎてもいけないのじゃあないのかと。
もしかしたら、教科書やマニュアル通りにいかないことや
意外な展開ってゴマンとあるんじゃあないのかと。


でもそれって、自分のオリジナルの物語で
それが奇妙で面白ければ面白いほど、人生って豊かなものなのかなって。

そう考えたら、少し楽になって
もしかしたら失望するかもしれないけれど
新しい展開を楽しめるのかもと思ったのです。
それで動いたの?単純じゃない?と思われるかもしれませんね。
でも、物事を複雑にしているのは、そう考える自分だとも思うのです。

今年は、一年が終わるとき
「最高の一年だったなー」と言える年にしたいと思っています。
それがどんなに奇妙で失敗だらけでも
自分だけの冒険なのだから。