Flaneur-フラヌール-

50代からのSecond Life

Rock’n Rollをしてみたい!

自主コンのパンフレットには

1ページづつ、バンド紹介が割り当てられていました。

 

急遽結成した「LONELY  HEART’S  CLUB  BAND」は

特になんのポリシーもなかったので

他のバンドと違ったページにしたい、というだけで

私の直筆で、思いつくまま書いた文章と

ペンギンがシンバルを持っている写真を貼り付けたものでした。

 

ちなみに、本日のタイトルの

「Rock’n  Rollをしてみたい!」というのは

サークルの夏合宿の出し物で即興でやった曲

後輩をバックバンドにして

ワンコードだけで、ひたすら歌いまくると言うか連呼する

「Rock’n  Rollをしてみたい!」という曲のタイトルです。

結構、受けました。

サークルの飲み会なんかで

みんなが思い出して唄えるくらい・・・です。

 

懐かしかったので

自主コンのパンフレットに書きなぐったコピーを書きます。

 

 

LONELY  HEART’S  CLUB  BAND

ーRock’n  Rollをしてみたい!ー

 

音楽の“お”の字も知らず、ただひたすら情熱だけでやってた頃が懐かしい。

ステージに立つ度に緊張し、『よし やろうぜ‼︎』と手を重ね

肩を叩きあってた頃

自分たちの前のバンドに『やられた⁉︎』と自信をなくしたこともあった。

何にも知らず、もちろん技だってもっちゃいない。

音楽はこうだ、バンドってこんなもんだなんて

酒の肴に語り明かした夜

今じゃ、あんなにマジな自分を思い出すのさえ恥ずかしい。

あの頃、周りをみたところで、よくわからなかった。

それでも年上の人たちは、みんなでっかく見えた。

俺らもあんなスケールの大きなバンドになるんだと、

眉間にシワよせて、お気に入りのドゥビーのフレーズを

コピったりしたもんだった。

自分の作った曲は最高だなんて信じながら

ステージで発表する度に、落ち込んだこともよくあった。

一晩中かかってコピった曲も

本番じゃあがっちまって失敗しちまったこともある。

バンドやることさえ、わずらわしい時もあった。

いくつかの夏が来て、冬の寒さに耐えて、曜日感覚失くして

遊んだ先輩は、仕事でこの街にはもういない。

大学時代、アメリカンロックに狂ったやつは

やっぱりアメリカンロックのバンドでギターを弾いてる。

たくさん、バンドができて、消えて、みんなそれぞれに成長したんだ。

音楽で知り合った友達は、能天気なやつらばかり

又、夜を忘れて飲んでみてぇ。

俺はというと、情熱も消えて

夜の巷でカラオケ唄ってるオヤジとあんまし、かわんないみたい。

でも、いつの間にか忘れてた

自分の中の大好きな音楽みたいなもの思い出してる。

それは、きっと楽しむってこと。

バンドのメンバー、今思い出すと、あの頃は

ただ集まったから、何かやる?って感じ。

音楽があるから集まったわけじゃない。

遊んでた仲間で始めたのが音楽だっただけ。

今さらって気もなきにしもあらずだけど、気にしない。

楽しまなくちゃ。

それが、何より自分の中の音楽を大切にすることだっつたね。

 

平成も終わろうとしているのに

・・・・・なんとも昭和な学生ですね。

くだらない内容ですみませんでした。

 

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