Flaneur-フラヌール-

50代からのSecond Life

向き合う

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先週、商工会議所に行って、見直し案を説明してきたが
またしても手厳しい指摘を受けました。
それでも、この段階で、公庫に行った方がいいとのことで
今週、単独で行ってくることにしました。

初めて行う事業ということと
手持ち資金を300万円で設定しているため
融資限度額が1,000万円以下、いいところで900万円前後かと思います。
現在の計画が1,500万円程度ですから、1,200万円の借入ということになります。
急いで見直して、内装、備品関係を絞りに絞った案を作りました。
少し貧弱ですが、なんとか借入を1,000万円にする案です。

仕事をしていく選択支としての事業計画ですが
半年以上にもわたって、場所の選定や収支計算、不動産や内装の交渉など続けていると
「やっぱ、無理かもしれない」とか考えてしまいます。
30年以上続けた広告の仕事を辞めて、別の道を探しても
そう世の中はあまくないのだと言われているようにも感じてしまいます。
だったら、そのまま定年まで身体を壊すまで、働けばよかったのでしょうか。
多くの中高年が悩むこと
もしくは、定年を迎えて考えることを、
身を持って体験してしまっているのが今の私です。

今年は、できるだけ多く人に会おうと、そう心に決めました。
気持ちが沈んでくると、動きが止まって、その決心も揺らぎます。
でも、悩んでいても、時間が待ってくれるわけでもなく、
何も変わらないのです。

指摘されると、すごく落ち込みます。
自分が思った方向にいかないと、ため息が出そうになります。
でも、冷静になって、計画書を読み返していると、
「あっ、ここ直せばいいのかも」と気づくこともあります。

こうして、ときどき、ブログを書いていますが
何のために?とも思うのですが、
こうして文章にしてみると、改めて気づくことも多々あります。

そう感じられるのは、
起きた出来事に、そして自分に向き合うのだからだと思うのです。
悩んでいては、向き合うことはできません。
指摘されたら、そこを考えてみる
否定されたら、他の方法を考えてみる
ダメな理由を取り除く

週末、私が住んでいる街では、どんと祭というお焚き上げの行事が
あちこちの神社で催されました。
お世話になった神様のお札やお守り、正月飾りをお焚き上げの炎で燃やし、
この一年の無病息災、家内安全を祈ります。
寒さの中、炎のあたたかさに包まれると心も前向きになれるように気がして
毎年、近所の神社の長い階段を登ります。


まずは、正面から向き合って、次へ進もう。
感情に頭の中を支配されないように気をつけながら。

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